服の黄ばみの原因は?黄ばんだ汚れの落とし方や防ぐポイントも紹介

服はしっかり洗っているつもりでも、いつの間にか黄ばんでしまうものです。服が黄ばんでいると清潔感に欠けるため、できるだけきれいに汚れを除去したいですよね。そこで本記事では、服が黄ばんだときの対処法をお伝えします。黄ばみの原因も併せて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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服が黄ばむ原因
黄ばみの原因の多くは、服に付着した汗や皮脂などのタンパク質汚れです。洗濯で落としきれなかったタンパク質汚れを放置することで酸化し、黄ばみに変化します。
黄ばみを防ぐためのポイント
ここからは、黄ばみを防ぐためのポイントをご紹介します。
汚れた服を放置しない
汚れた服はすぐに洗うことを心がけ、放置しないようにしましょう。理想としては、着用してから24時間以内に洗濯することをおすすめします。一人暮らしの方などでまとめて洗う場合は、汗をかいたときに着ていた服や、汚れが目立ちやすいシャツだけでも、早めに洗濯してください。
洗濯機や洗濯洗剤の使用法を守る
黄ばみを防ぐために大切なのは、汚れをきちんと落とすことです。せっかく洗濯していても、皮脂や汗などの汚れが残っていると、のちに黄ばみへと変化します。
洗濯機のコースをすすぎ1回のみにしていたり、時短モードやエコモードに設定していたりする場合は、汚れをきれいに落としきれていない可能性があるため要注意です。節水にこだわって水量を少なく設定した結果、洗濯洗剤が落とし切れないことがあります。洗濯洗剤の残留成分が黄ばみの原因になることもあるため、十分な量の水を使って洗濯してください。
また、洗濯機の容量よりもたくさんの洗濯物を詰め込んだり、洗濯洗剤の使用量を間違っていたりすることも、汚れを落としきれない原因となるため注意しましょう。
黄ばみを予防する裏技
ワイシャツの襟元は、皮脂や汗が付着しやすいため、黄ばみが生じやすい場所です。黄ばみを予防するためには、襟の内側にベビーパウダーをはたいておきましょう。ベビーパウダーをつけておくことで、生地が汗を吸収するのをブロックしてくれます。
同様の理由で、スプレーのりを使ってガードするのもおすすめです。気になる部分にスプレーのりをかけて、アイロンをかけましょう。黄ばみを予防できるだけでなく、パリッとした清潔感のある仕上がりになります。
黄ばみがついたときの対処法
ここからは、衣類に黄ばみがついたときの対処法をお伝えします。
必要な物
衣類の黄ばみを落とすために必要なものは、以下の通りです。
- 40℃前後のお湯
- 酸素系漂白剤(粉末)
- 洗面器または桶
- タオル
- 手袋
洗う手順
衣類の黄ばみを落とす方法は、以下の通りです。
- 洗面器や受けに、酸素系漂白剤とお湯を混ぜて溶かします。それぞれの量は、漂白剤パッケージの説明書きに従い、分量の割合を守ってください。漂白剤に触れる際には、必ずゴム手袋を着用しましょう。
- 酸素系漂白剤を溶かしたお湯に衣類を入れて、30分ほどつけ置きしてください。衣類が浮いてくる場合は、上からタオルなどを乗せて重しにしましょう。
- 30分たったら、つけ置きしたお湯ごと洗濯機に投入し、通常通りに洗濯します。
しつこい黄ばみ汚れの落とし方
上記の方法で黄ばみが落ちない場合は、以下の方法を試してみてください。
必要な物
衣類のしつこい黄ばみを落とすのに必要なものは、以下の通りです。
- 酸素系漂白剤(液体)
- 重曹
- 食器用中性洗剤
- 歯ブラシ
- 不要なタオル
- スチームアイロン
洗う手順
衣類についたしつこい黄ばみを落とす手順は、以下の通りです。
- 小さじ1の酸素系漂白剤、小さじ3の重曹、3滴の食器用中性洗剤を、軽く混ぜ合わせます。
- 黄ばみが気になる部分の下にタオルを敷きましょう。
- 1で作った洗剤を歯ブラシにつけて、黄ばみにポンポンとたたき込んでください。
- 下のタオルに黄ばみが移ったら、スチームアイロンを使ってスチームを吹きかけましょう。
- 普段通りに洗濯機で洗って完了です。
服は正しくケアして黄ばみを予防しよう!
本記事では、服が黄ばんだときの対処法をお伝えしました。服は黄ばみ汚れがついてから時間が経つと、落とすことが大変になります。こまめに洗濯することを意識して、皮脂汚れや汗をためないようにしましょう。ついてしまった黄ばみを落とす場合には、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。